外構打ち合わせって何をしたら良いの?
スムーズに打ち合わせするにはどうしたら良い?
その様に思う人も多いのではないでしょうか。
外構プランナーのチエコ夫が、外構打ち合わせのときに準備しておくとスムーズに打ち合わせができ、満足のいく外構ができるポイントをお伝えします。
これを実践すると、確実にあなたの理想の外構に近づくことができますよ。
理想を形にしてくれる業者選びのコツも読んでみてください。
自分の希望を固めておく
自分の希望を固めておくのは、家作りでは必須と言えますが、外構でも同じです。
専門家にオシャレにしてほしい、イメージをくみ取ってほしいと言われても、専門家はあなたの考えていることが全部わかるわけではありません。
例えばウッドデッキが欲しい場合、
- どうしてウッドデッキがほしいのか(用途や目的)
- こうだったら嬉しい
- こんな不便な点があったら嫌
などを挙げていくと、専門の外構プランナーであればそこからオススメの素材や大きさ、設置場所などあなたの敷地に合った提案をすることができます。
そのため、イメージを具体的に伝えることが、満足のいく外構を作り上げるためには必要です。
では、具体的に希望を固める時のポイントをお伝えします。
①イメージを集める
外構と言ってもいろいろな種類があります。
自分の好きなイメージをインスタやピンタレストで探して、画像等でプランナーに共有するとよりイメージが伝わりやすいです。
実際に住宅街を歩いてイメージするのもオススメです!
写真だとイメージしていたのと違ったということもあるので、実際に見てみると良いですよ。
②したいことを考える
どんな暮らしがしたいのか、何が欲しいのかを考えます。
- バーベキューがしたい
- 家庭菜園がしたい
- 子供やペットと庭で遊びたい
など自分がしたい暮らしをイメージしてみましょう。
自分がしたい暮らしを考えた上で、何が欲しいのかを考えます。
カーポートや芝のある庭、シンボルツリー、ドッグランなどその暮らしに必要なものは何かを基準に考えるとイメージしやすいですよ。
③したくないことを考える
先ほどとは異なり、今度はしたくないことを考えましょう。
- なるべく手入れはしたくない
- 汚れるのは嫌
- 玄関前まで人に来てほしくない
など自分が暮らす上でイヤなことを考えます。
実はイメージだけで嫌だと思っていることもあります。
嫌だと思っていたことが実はそこまで手間ではなかった、意外とできそうだったということはよくありますよ。
専門の外構プランナーであれば、お客様の意図をくみ取り実際の様子を伝えたり、代案の提案もできますよ。
外構業者が教えて欲しい3つのこと
外構プランナーとしてプランニングする上で、お客様に是非教えて欲しいことが3つあります。
これを用意してくれるだけで、格段と外構打ち合わせがスムーズにできるので準備することをオススメします。
- 図面を提供してほしい
- 庭でどういう生活をしたいか
- 何を優先したいか
①図面を提供してほしい
ハウスメーカーや工務店からCADデータがもらえればプランニングがしやすいです。
ハウスメーカーと外構業者の面識がない場合は、施主を通してデータをもらう方がスムーズな場合もあります。
②庭でどういう生活をしたいか
庭でどのような生活がしたいのか、先ほど固めたイメージを具体的に伝えて欲しいです。
画像等で共有してくださった方が、相手先にイメージが伝わりやすいです。
最近では家作りノートも流行っているので、活用するのも良いですね。
③何を優先したいか
予算に限りがある中で、譲れないものは何かを把握しておくと、どこを削るかや代替案を出しやすいです。
先ほど固めたイメージの中で優先順位を考えておくと、スムーズですよ。
現場打ち合わせのときに見るポイント
外構の場合、現場を見ないとわからないことが多いため、初回から業者と一緒に現場で打ち合わせになることもあります。
現場打合せの時に見るポイントをお伝えします。
敷地の境界ライン
どこまでが自分の土地になるのか、業者任せにせず自分でもしっかり確認しましょう。
塀や植木が少しはみ出すだけでもトラブルの元になることもあります。
近所に植えてある木
近所にどんな木が植えてあるかも見ておくと良いですよ。
日差しや風通しを遮っていないか、フェンスを設置しても大丈夫かなど確認しておく必要があります。
また、自分の家に近隣の木がはみ出して、落ち葉や無視問題、ひどい時には建物を傷つけることもあり、ご近所トラブルに発展することもあります。
逆も言えるので、木を植える際は場所等に注意して植えましょう。
道路と敷地の高さ関係
道路と敷地の高さ関係もチェックが必要です。
道路と敷地の高さがあまりにも異なると、丁度窓の高さと道路からの視線が合ってしまったり、雨水の処理が難しくなったりという問題が発生します。
あとからしまったと思っても遅いので、家の建築と外構を同時進行させることでリスクを回避することができます。
まとめ
外構打ち合わせ時に失敗しないためには、自分の希望を固めておく必要があります。
- イメージを集める
- したいことを考える
- したくないことを考える
この3ステップを行い、自分の希望を固めておくことで、外構打ち合わせもスムーズにすることができ、満足のいく外構ができますよ。
また、外構打ち合わせの際に業者が教えてほしいこと3つは
- 図面を提供してほしい
- 庭でどういう生活をしたいか
- 何を優先したいか
を考えておいて、伝えると良いでしょう。
自分の希望を固めておけば、スムーズにこの3つは浮かぶと思います。
現場打合せ、外構打ち合わせともにばっちり準備をして、納得のいく外構を完成させてくださいね。
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